愛犬の異常をそのまま見過ごしていませんか?
日々のケアをしていると愛犬のお肌トラブルに気づくことはよくあります。
ちょっとお散歩で草負けしたのかな?
ちょっと引っ掻いた後なのかな?
ちょっと赤くなってるだけかな?
など小さなトラブルと思っていたら、
実はアレルギー症状かもしれません。
みなさんはアレルギーのこと知っていますか?
Contents
犬のアレルギーに要注意!
ワンちゃんにも人と同じように細菌やウイルスなどの病原体が入ってきたとき、
それらを除いて体を守る「免疫」という働きがあります。
この免疫が食べ物やダニ・カビなどによって過剰に反応してしまうことがあり、
これを「アレルギー反応」と呼んでいます。
▶︎「体をかゆがっている」
▶︎「フケが多い」
▶︎「顔や耳の内側、目のまわり、口まわり、お腹まわり、股の内側などに赤みや発疹」
▶︎「指の間や足の裏などをしつこく舐めたり噛んだりする」
▶︎「シッポまわりやお尻、背中などに発疹や脱毛(ハゲ)が見られる」
▶︎「下痢や嘔吐がひどい」
こんな症状が出ている場合は「アレルギー反応」を起こしていないか注意が必要です。
ここでは主に犬のアレルギーについてまとめてみましたので
異常を見つけたらすぐに獣医師に相談し、
アレルギーの原因となるものに触れさせないことが大事です!
アレルギーの原因は何?対策は?
アレルギーの原因となるものをアレルゲンと言いますが、
このアレルゲンに触れることによって出る症状がアレルギーです。
犬に多いアレルギー性皮膚炎は主に3つあります。
・食物性アレルギーの皮膚炎
・アトピー性皮膚炎
・ノミアレルギーの皮膚炎
環境によるもの、食べ物によるもの、ノミによるものなどが
ありますが、室内でも、外でもいたるところでアレルゲンに接触する可能性が
ありますので注意が必要です。
食物性アレルギーの原因
食物性アレルギーの原因は様々ですが、何に対してアレルギー反応を示すか
特定することが大事です。動物病院で検査をするなどアレルギーの原因となる
特定物について調べた方が良いでしょう!
原因となる食べ物は
・お肉の種類(牛肉・鶏肉・仔羊肉)
・大豆
・鶏卵
・乳製品
・小麦
・トウモロコシ
・ドッグフードに含まれる添加物やスパイス
などがあげられます。
食物性アレルギーの対策
基本的に対策としてはアレルギー反応を示すものがわかったら
それが含まれていない食事を与えればOKです。
日々の食事でワンちゃん様子を注意深く見てあげたり、動物病院などの検査でアレルゲンを事前に把握することもできます。
アトピー性皮膚炎の原因
特に室内で飼っているワンちゃんの環境に対して発症するアレルギーや
生まれつき遺伝的にアトピー性皮膚炎になりやすい犬種もあります。
原因となる最も多い原因は「ダニ」ですが、他には
・カビ
・花粉
・ハウスダスト
などがあげられます。
アトピー性皮膚炎の対策
最も多い原因となっているダニですが、
ダニは、温度が20℃~30℃、湿度が60%以上で発生しやすく、
6月~9月の高温多湿の時期が発生のピークです。
室内の暖房で結露が生じる冬場にも発生します。
ダニを減らすためには、なんと言っても、寝具類の手入れと床や押入れの掃除が不可欠ですがワンちゃんがいつもいる場所、ソファーや床、特に寝床などは特に清潔にしておくことが大事です。
ノミアレルギーについて
ノミは犬の体に寄生して繁殖します。
症状がよく見られる部位は犬の背中やお尻、シッポの付け根などです。
最近の猫ブームで犬と猫を一緒に飼っている方も多いと思いますが、
猫からノミをもらっている可能性もあります。
ノミアレルギーの対策
ノミが寄生している心配があれば、基本的には動物病院などでしっかりと診断し処方してもらうことが大事です。
犬だけでなく同居している猫などもいれば、合わせてしっかりとノミ駆除を行いましょう。